
まだまだ日本には浸透していない予防歯科…
当院では、ご来院いただく皆さんに予防の大切さをお伝えしております。
おかげさまで、予防定着率は「86%」この数値は、他の歯科医院では見ない結果だと自負しております。
なぜ「予防」を行っていただきたいのか…それは、皆さんにいつまでも健康な歯で楽しく人生を謳歌していただきたいと考えているからです。
歯は体の組織のように再生するものではなく、一度削ったり、抜けてしまったものは元の状態へ戻すことができないのです。
治療を繰り返すことで、歯はどんどん脆くなり、入れ歯や義歯の必要が出てしまうかもしれません。
医療が発達してきたとはいえ、入れ歯・義歯をつくったとしても天然歯のような、噛み心地・つけ心地を100%再現することはまだできません。
いつまでも美味しい食事をとる、会話するためには、健康な歯を1本でも多く残す必要があるのです。
そのために、今から予防をはじめて、お口の健康管理をしていただきたいと考えています。
予防先進国のスウェーデンスタイルを採用しています。
スウェーデンは、日本と比べてむし歯は1/2以下、歯周病も1/4以下というデータがあります。
なぜこんなに差が出てしまうのか…それは国民の予防意識の違いだと考えています。
スウェーデンでも、昔は歯科医院は痛くなってから行くところというのが常識でしたが、「痛くなる前に歯科医院へ通うこと」が浸透した現在では80歳になっても自分の歯を多く残している方がいらっしゃいます。
日本でもこの取り組みを見習って予防歯科をしていけば、いつまでも笑顔で過ごせるのだと確信しています。
そのために、
- ①定期的に歯科医院へ通ってお口の検診をすること
- ②クリーニングをして、お口の歯石を取り除くこと
- ③ブラッシング指導をし、セルフケアの力を向上すること
上記を実践し、いつまでも健康な歯を残せるように努めています。
ぜひ当院にて、歯の大切さを学び元気に過ごせるようにしませんか?
具体的な予防方法
ご自宅で行うセルフケア
- 歯ブラシ
- 食べかすをエサにむし歯・歯周病菌は増殖していきます。1日に3回、食事の後に歯磨きをして、お口の中を常にキレイにしておくようにしましょう。
- 食生活の改善
- 食事をした後は、お口の中が酸性になっています。常に食事をとっているとお口の中がずっと酸性のままなので、歯が溶けやすい環境になってしまいます。食事も1日に3回、時間を決めてとれるように心がけましょう。
歯科医院で行うプロフェッショナルケア
- 歯磨き指導
- お口の中の構造は複雑で、歯の生え方や大きさも1人1人違っています。隅々まで歯ブラシが行き届くように、歯科衛生士が正しい歯の磨き方をご指導いたします。
- クリーニング
- 歯石やバイオフィルムは歯磨きだけでは落としきれません。歯科医院で専用の機械を使って、お口の中をキレイにクリーニングしましょう。
- フッ素塗布
- クリーニングした後は歯面にフッ素を塗布します。フッ素は歯面を強化し、むし歯菌を抑制するので、健康な歯を保つために大切です。